Blackberry Kushを比べてみた

お久しぶりです。最近では一丁前に舌(喉?)も肥え、飛びの細かな違いや、味を割と敏感に感じ取れるようになりました。

そこで、2つの違うディスペンサリーショップで同じ種類の最上級の大麻を買い、徹底的に比較してみる事にしました。

今回訪れたのはSPARCとEmmalyn's California Cannabis Clinic(以下Emmalyn's)というディスペンサリーショップ。どちらもMission Districtにあり、あまり治安の良い場所とは言えないが、両店ともしっかりと警備員(兼ドアマン)がいるので店内は安全。


Emmalyn's California Cannabis Clinic (Mon-Thu 10 am - 7 pm, Fri-Sat 10 am - 8 pm, Sun 12 pm - 4 pm)
211 12th St (between Howard St & Kissling St) San Francisco, CA 94103


SPARC (Mon-Sat 11 am - 7 pm, Sun 12 pm - 5 pm)
1256 Mission St (between 8th St & Laskie St) San Francisco, CA 94103

SPARCで購入したBlackberry Kushは3.5グラム$55. Emmalyn'sで購入したBlackberry Kushは通常3.5グラム$50(ただし、Emalyn'sでは、午後2時から4時20分までを「ハッピーアワー」とし、top shelf(一番品質の高い棚)の大麻が3.5gあたり$10引きとなる。なので今回は$40ドルで買えた。)

値段:ほぼ互角(ハッピーアワー制度施行中はEmmalyn'sが優勢)


ディスペンサリーショップ(大麻販売店)そのもののレビューをしてみる

SPARC:とても清潔感があり、店自体の広さもかなり広く、居心地が良かった。まず、訪れるとメンバー登録をし、受付のオネーチャンにどんな目的で大麻を使ってるのか話す。そうすると、オネーチャンがオススメの大麻やどういったタイプの大麻が向いてるかを親切に教えてくれる(希望者には)。受付を過ぎるとラウンジとカウンターがある。ラウンジにはベンチと机がいくつもあり、ヴェポライザーのVolcanoがそれぞれの机に載っている、購入した大麻(もちろん他のところから買って来たのでも良い)を吸ってハイになれるサービスもメンバー全員に提供している。各自それぞれChillしてみたり、大麻を処方されてる患者同士で大麻の話に華を咲かせたり、やりたいようにやっていた。budtender(バーテンダーが酒を提供してくれるのだから、budtenderは文字の通りbud(:大麻)を提供してくれる人)の兄ちゃんが「"ただハイになる"のではなく"糞ハイになって特定の効能を感じられる大麻"を俺たちは売ってるんだ。」と言ってた。自信満々だ。スタッフの皆さんは感じ良く、大麻についても詳しくしっかりと教育されていた点も良い。カウンターがガラスケースなっていてそれぞれ違う種類の大麻とハシシがガラス製の小さい容器に乗っている(THCとCBDの%表示あり)。大麻が大体30種類くらい、ハシシは10種類ほど、大麻の食べ物も10種類程ある。触る事は出来ないが臭いを嗅いでじっくりと見る事が出来る。受け取る大麻は後ろの棚から既にパッケージングされた状態で出てくる。
ポイント制を導入して居り、$250「寄付」すると次回の来店時、$25引きになる。他にも、毎月たくさんイベントを開いて居り、火曜日は$5の寄付で針治療をやってもらえる。もちろん他の場所で開業している専門の先生がこの日の為だけにやってくる。月に何度か、Raffle(ルーレットくじ)のイベントも開催され、ある一定額以上「寄付」をすると何度かまわせる。景品は、「1グラムのお好きな大麻」から「1オンスのReserved quality(希少な、通常では限られたメンバーにしか購入オファーが来ない)大麻」、ハシシ、大麻入りお菓子等幅広い。

Emmalyn's:あまり清潔感を感じられる空間ではない。手作り感溢れる店内は好感が持てるが、狭く、明らかに大麻じゃない何かをやっていそうなオバチャンと英語の弱いドアマン(めっちゃハイ)の2人で細々とやっていた。7人も入店したら満員だろうか。そんな感じだ。ちょろっとバックルーム(大麻の質を検査したり、パッケージングをしたりする部屋)が見えたんだが、店の倍くらいの広さがあった。メニューはホワイトボードに独自の表を描いてある。大麻は少しだけ各種類がガラスケースに入って展示されている(THCが何%かの表記はなし)。大麻は全部で約15種類、ハシシは5種類以下、大麻入りの食べ物は2、3個しかない。大きな容器にたくさん入った大麻を目の前で計って袋に入れてくれる。袋にラベルやシールは貼ってくれないので複数購入した場合、判別が難しくなる事があるかもしれない。私しか客は居なかったんですが、店員が見えないプレッシャー(早く選べ と言った見えないプレッシャー)を送ってくるので妙に急かされる感じがして残念でした。質問すれば親切に教えてくれるんですけど。。SPARCでは全くそんな事なく、混雑していましたが店員と世間話をしながら余裕を持って選べました。

正直私は"確かな品質"の大麻を"フェアな値段"で売っていれば、どんなインテリアだろうとどんな大きさの店舗だろうと基本的に気にしない。ただあまりにも愛想の無い人が売ってると行きたくなくなるのが正直なところです。大麻自体の評価には含めませんが、店舗面ではSPARCが圧倒的に優勢です。


ではそろそろ本題の「大麻比べ」を始めましょう。

まず見た目から比べてみましょう。
左側の写真がEmmalyn'sのもので、右がSparkのモノです。
三脚で固定したカメラで写真を撮り、拡大してゆきます。

オリジナルサイズ

拡大1

拡大2



Emmalyn'sの方が、全体的に紫がかっていますね。対してSPARCのバッズは毛が多く、若干クリスタルが多い気がします。
画質が落ちてしまったので、顕微鏡で比べてみる事にしました。


若干SPARCの方がトライコームが多い気がします。私だけでしょうか?
ということで、見た目は、SPARCがほんの少しだけ優勢です。




  • 保存状態


SPARC:バッズは全体的に適度な湿気が保たれていて良いです。
Emmalyn's:バッズは、内側は割と適度な湿度を保っていますが外側が少し乾燥気味です。


保存状態ではSPARCが優勢です。


  • 臭い


SPARC:バッズは熟したこれまた独特な香りがします。Emmalyn'sのバッズからフルーティーさを無くした感じです。
Emmalyn's:バッズは独特なフルーティーの香りです。Kushという品種はこのフルーツのようなレモンのような臭いが特徴的です。


  • 煙の味・喉当たり


SPARC: フルーティーさはあまり無いです。喉当たりは少しきついです。咳き込む事もしばしば
Emmalyn's:フルーティーさが煙からも感じ取れます。軽すぎず重すぎず、喉当たりは割と軽いです。


  • ハイ(飛び)


SPARC:こちらもがっつりインディカ系の似たハイですが、Emmalyn'sほどハイが長続きしません。こちらは、ひたすらストーン系ですので、椅子に座って音楽聴きながらチーズでも食べてそのまま寝るパターンを楽しみたい方にオススメ。「休んだ」感を存分に感じる事が出来るし食欲も刺激する。
Emmalyn's:がっつりインディカ系のハイでさすがTop shelf(その店の最高品質)だな、といった感じ。ハイも長続きして、がっつりストーン系のハイだけど活動できる感じなので気に入る方も多いと思います。食欲を刺激するので何食ってもウマい。



ハイでは、Emmalyn'sの方が長続きするので優勢です(現にこのblogの記事もEmmalyn'sのを吸って書いてます。うん、いい感じにアクティヴだ)が、SPARCのハイもアリです。ただもうちょっと長続きすれば良いんだけど。


と、いうことで





Emmalyn's: 値段・ハイ(飛び)
SPARC: 見た目・保存状態



こういう感じになりました。今回は値段・ハイ(飛び)で優勢なEmmalyn'sの勝ちでしょうか。



私の大麻写真館もよろしくね